歯科関連 | 審美歯科コラム

審美歯科コラム


[記事公開日]2014/02/14

歯肉炎と歯周炎って違うの?って思われる方、多いと思います。
一般的に考えるのは、歯肉炎も歯周炎も歯ぐきが腫れて出血したりする状態。
では何が違うのでしょうか。

私たちが歯ぐきから血が出てまず気づく状態は、「歯肉炎」です。
これは、歯と歯肉の間にできたポケットと呼ばれる溝が深くなって、歯ぐきに炎症が起こり、歯みがきの時に出血するような状態で、歯周病の初期段階です。
歯肉炎になる原因は、主に歯の汚れです。
対策としては、ブラッシングをしっかりして歯垢を落とし、落ちにくい歯石は定期的に歯科でとってもらうようにします。
歯肉炎はこうした努力を続けることで改善される場合がほとんどです。

その一方で、歯肉炎を治さないまま放置すると、「歯周炎」に移行してしまう場合があります。
歯周炎の状態になると、歯肉に炎症を起こすだけでなく、歯の土台である歯槽骨が破壊されていきます。
歯周炎の怖いところは、安定した土台を失った歯がぐらつきなじめ、やがては抜けてしまうところにあります。
歯周炎を予防するためには、歯肉炎を治しておくことはもちろんですが、
他にも歯並びや噛み合わせ、歯ぎしりなどいろいろな原因で歯槽骨を傷めることもあります。
大切な歯を守るために、まずは定期的に歯のクリーニングに通って、歯ぐきの状態もチェックしてもらうのが安心ですね。



[記事公開日]2014/02/04

みなさんのまわりに、歯周病の人はどのくらいおられますか?
歯科にかからなければいけないほどの症状がある人はそんなにいないかもしれませんが、
歯ぐきから時々出血するという程度の人ならたくさんいるのではありませんか?
そしてあなたも・・・?
厚生労働省の調査によると、年齢が上がるにつれて自覚症状のある人が増えて、
50~59歳では、15%ほどの人が歯ぐきが腫れたり歯がグラグラすると答えています。
この年代では、歯ぐきが下がったり歯を磨いたときに出血したりする人も30%を超えています。
歯周ポケットを持つ割合は、浅いものも含めると40~50%にもなります。
そして10%ほどの人は、歯周病の治療を受けています。
歯周病の自覚症状が増えてくるのは、40歳を過ぎた頃からなので、
この年齢の方々は、歯の健康にそれまで以上に注意する必要があります。
ここできちんと歯のお手入れをするか放置するかで、その後の口腔内の状況が変わってきます。
8020運動といって、80歳で20本の自分の歯を残そうと言われていますが、
それができるかどうかは、40歳からのお手入れにかかっていると言っても過言ではありません。
今では良い義歯やインプラントもありますが、できることならいつまでも自分の歯で食べたいですよね。
歯科には定期的に検診に行くことを心がけ、気になる症状がある場合は、できるだけ早く受診しましょう。



[記事公開日]2013/11/20

糖尿病は、さまざまな合併症を伴いますので、とてもこわい病気ですが、
糖尿病の可能性がある人も含めると、患者さんは国内に約2000万人ほどもいるといわれています。
そんな糖尿病の合併症の中に、歯周疾患があることはご存じでしょうか。
糖尿病が進行して抵抗力が低下してくると、細菌感染しやすくなります。
糖尿病の方が結核を発病したりするのはそのためです。
それと同じように、口の中も細菌の作用によって歯ぐきに炎症を起こしやすくなり、
歯周疾患を悪化させることとなります。
この歯周疾患は、歯を失う大きな原因になります。
歯周疾患になっても、実際に歯科にかかって治療を受けている人のほかに、
具合が悪いと分かっていても治療をしていない人、
また、自分が歯周疾患にかかっていることに全く気づいていない人もおられます。
歯のクリーニングなどで定期的に歯科に通うクセをつけておけば、
このように気づかないまま歯周疾患を悪化させてしまって歯を失う事態は避けられます。
また、意外な原因が糖尿病であることも発見されて、他の合併症も防ぐことができます。
普段の生活に気をつけて、糖尿病にならないよう気をつけることはもちろん、
このように歯科に定期的に通って歯のお手入れをすることは、全身の健康を守ることにつながります。
普段むし歯の治療以外では歯科に行かないという方は、新しい習慣として定期検診を受けてみませんか。



[記事公開日]2013/10/23

10月も下旬となり、秋らしくなってきました。
11月9日(土)には、大阪府歯科医師会館(大阪市天王寺区)において「第18回大阪歯科保健大会」が開催されます。
13:00からの府民公開講座は、「さあ元気でがんばろう」と題して、前参議院議員の谷川秀善さんがお話されます。
また、14:30からのセレモニーでは、8020を達成した方々の表彰式が行われます。
その他にも歯の健康相談や、パネル展示、歯みがき指導などもありますので、
歯の健康に関心のある方は参加してみられてはいかがでしょうか。

8020とは、80歳になっても自分の歯を20本残そう、という運動です。
自分の歯で何でもしっかり噛んで食べられることは、身体の健康のために大変重要ですし
人生を楽しく過ごす、という点でも大きな意味を持っています。
8020を達成するためにはまず、日頃の歯みがきなどの歯のお手入れをきちんとしなければなりません。
また、定期的に歯科に通って専門的なクリーニングを受けたり、
むし歯や歯周疾患がないかどうか調べてもらうことも必要です。
歯科は、どこか痛いところができてから行くのではなく、予防的に行く意識が大切です。
80歳なんてまだ先のこと、と思わずに、何歳でも「今から」が大切です。
今のお手入れ次第で、あなたの80歳の時の歯の数が変わってきますよ。



[記事公開日]2013/08/14

現在、キシリトールを使ったたくさんの製品が発売されていますが、
キシリトールにはどんな効果があるのでしょうか。

キシリトールは、白樺や樫の木からとれる身体にとって安全な物質です。
1970年代に、キシリトールがむし歯を防いでくれることが発表されました。
キシリトールガムを摂り続けた人たちは、
摂らなかった人たちよりむし歯が少なかったのです。

それはなぜでしょうか。
まず、ガムをかむことで唾液が増えるので、細菌を洗浄することができます。
そしてキシリトールは歯垢が出来るのを防いで、歯の再石灰化を促進します。
また、口の中の酸を中和させたり
ミュータンス菌を弱らせ、菌の数を減らすことも出来ます。
それで、習慣的に噛んでいるとむし歯になりにくくなるのです。

ガムの使い方は、毎食後など一日に数回に分けて使用します。
何か食べた後はガムを噛む、と決めておくなどするとよいでしょう。
歯みがきの前に噛むようにします。
噛む時間は、キシリトールの成分がしっかり出るように、
味がなくなっても5分から10分くらい噛むようにします。
その際、唾液を口の中に行き渡らせるようにしてください。

最近では、幼稚園などで、食後にキシリトールガムを噛む指導をしているところもあるそうです。
もちろんガムを噛めばむし歯にならないというわけではないので、
併せてしっかりと歯みがきを続けることが重要です。


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