[記事公開日]2013/01/30
[最終更新日]2016/06/16
歯は白い方が顔の印象がきれいに見えると言われていますが、
本来の歯は真っ白なものではなく、やや黄みがかっています。
更に年齢を重ねると色が強くなりますし、
元々の個人差による色の違いもあります。
元々黄みがかっているとはいえ、自分の歯はかなり黄ばんでいるのではないか?
と気にされている方も多くおられると思います。
適正な色というのが自分ではわかりませんし、判断しにくいですよね。
気にするほどの黄ばみではないかもしれませんが、
少しでも白くしたい方のために、歯の変色についてお話します。
歯の変色はどうして起こるのでしょうか?
変色を防ぐ方法はあるのでしょうか?
歯の着色・変色には原因があります。
ご自身で改善できるものもあります。
歯に着色が起こりやすい食品は極力避ける、ホワイトニング効果のある
歯みがき粉を使うなどで、ある程度白くすることは可能です。
着色が起こりやすい食品というのは、コーヒーや紅茶、カレーなどの
香辛料、また食品ではありませんが、煙草は着色しやすいです。
しかし、着色しやすいからといって、コーヒーや紅茶、カレーを
避ける生活をするのはストレスになると思います。
しかも、これらの食品を食べるとすぐに歯に着色が起こるのではなく、
毎日の歯みがきによってこびりつきをある程度防いでいます。
(着色が気になるあまりブラッシングしすぎるのはNGです。)
それでも無視できない状態になったときに、
数か月に1回、または1年に1回くらいの頻度になるかもしれませんが、
歯科医院でホワイトニングをなさってみてはいかがでしょうか。
鏡を見た時に気になるほどの黄ばみは、それで改善されると思います。
少しでも気になったら、歯科医院にご相談くださいね。

[記事公開日]2013/01/28
[最終更新日]2016/07/12
唾液には食べ物の中のでんぷんを分解する酵素があり、
食べ物の消化吸収を助けますが、それだけではありません。
唾液には優れた抗菌作用があり、
細菌と戦って健康を守ってくれます。
更に、唾液は虫歯になるのを防ぐ働きをしてくれます。
口の中が酸性になると歯のエナメル質が溶け出してしまい、
虫歯になるのですが、唾液が口の中を中和して虫歯を防いでくれます。
同時に口の中の食べかすを洗い流して
常に口の中を清潔に保ち口臭を防ぐ働きをしています。
怪我をしたときに咄嗟に傷口をなめることがありますね。
小さな傷は「唾をつけておけば治る」とも言われます。
これにもきちんとした根拠があります。
唾液中に含まれる成分が出血を止めたり、細菌を溶かして
殺す働きをするのです。
唾液は口呼吸やストレスによって少なくなることがあり、
最近ドライマウス(口腔乾燥症)の方が増えてきています。
唾液は耳の下にある耳下腺、顎の下に顎下腺、舌の下にある舌下腺の
3箇所から分泌されます。
1日で分泌される唾液の量ってどのくらいだと思われますか?
全体で1リットル近くになりその多くは、顎下腺から分泌されるそうです。
ドライマウスかな、と思ったら、リラックスして耳下から
顎にかけてそっと優しく唾液腺マッサージを行い、
改善しないようでしたら歯科にご相談くださいね。
[記事公開日]2013/01/27
[最終更新日]2016/06/16
審美治療とは歯と口元の美しさを目的とした治療のことをいいます。
例えば、前歯が虫歯になって被せ物をしなければならない場合、
保険のきく治療では主に金属を使った被せ物(銀歯)になります。
人から見える目立つ位置に銀歯を入れるのは、抵抗があると思います。
そのような理由から、保険のきかない自費治療になりますが、
白いセラミックの被せ物を希望される方が多いのです。
セラミックの歯はご自身の歯と全く見分けがつかないほど自然できれいです。
特に前歯は歯科技工士が徹底的に美しく作りますので、
前歯のうちのどれがセラミックの歯か、
至近距離でじっと見つめてもわからないのではないかと思います。
少し出っ歯気味の方は、セラミックの歯を作る際に少しだけ内向きにしたり、
歯と歯が少し重なっていた方は、隣の歯と重ならないように少しだけ小さく作ったり、
本来の歯とは違う形に作れるのもセラミックの魅力です。
前歯をセラミックに変えることで、歯並びをきれいに出来たり、
出っ歯をひっこめたりも出来るのです。
このように審美性にこだわった治療を審美歯科では行っています。
歯の色や形や歯並びなどをきれいにすることで、
自分に自信が持て、他人に与える印象も良くなります。
歯列をきれいに整えると歯みがきがしやすくなり虫歯に
なりにくくなるという機能面の改善も期待できます。
更に忘れてはならないのが、歯の色を薬剤によって白くする
ホワイトニングです。
今後の人生をより豊かな心で過ごすためにも、
審美的に歯や口元を美しくし、輝く笑顔を手に入れてください。

[記事公開日]2013/01/22
[最終更新日]2020/01/29
歯の色が黄色くて気になる方は、
ホワイトニングをしてみませんか?
歯を削って白いセラミックを被せるのではなく、
薬によって歯そのものを白くします。
当院では、来院していただいて
歯科衛生士が歯のクリーニング後に薬剤を塗っていく
オフィスホワイトニングと、
ご自宅でご自身で行っていただくホームホワイトニングがあります。
ホワイトニングの効果には個人差があり、1回でとても白くなる方と
数回継続することで満足のいく白さになる方がおられます。
虫歯がある方はホワイトニングの前に虫歯の治療を行います。
その場合はいつごろからホワイトニングが可能になるのか、
担当の歯科医師におたずね下さい。
ご結婚前などで、急いでホワイトニングをしたい場合もご相談ください。
お式の当日までにきれいになるように無理のないスケジュールを
ご提案いたします。
ホワイトニングは半年に1度くらいの頻度で行うと
ずっと白い歯を維持できます。
ただ個人差があるため、次の施術までどのくらい開ければよいかは、
ホワイトニングの施術を行う歯科衛生士にご相談ください。
[記事公開日]2013/01/19
[最終更新日]2016/06/15
歯を健康に保つためには、普段から堅いもの、軟らかいものをまんべんなく食事に取り入れ、しっかりと噛むことが大切です。硬い、軟らかい、繊維質であるなど、食品それぞれに特性があり、野菜の切り方や調理の仕方によっても噛む回数が変わってきます。
たくさん噛むためには、「野菜は大きめに切る」ことを心がけましょう。また、「繊維質のものは長めに切る」ことも有効です。
お子さんの場合は、あまり大きく切りすぎると、その食品を嫌いになることもありますので、食べやすい大きさよりもやや大きめ位を目安にしてください。
また、和洋女子大学家政学群健康栄養学類教授、柳沢幸江先生の研究によると、食べる前に「いただきます」と言うだけで、平均咀嚼回数が36回も多くなったそうです。
更に、誰かと会話しながら楽しく食事をすることでも、噛む回数はアップするとのことです。
どちらも簡単に出来そうですので、ぜひ試してみてくださいね
よく噛むことは全身の健康に繋がり、脳の働きを活性化させるということでアンチエイジングに効果があるという研究結果も発表されています。さらに唾液をよく出すことで虫歯予防にも一役買ってくれたりと、良いことずくめです。
しっかり噛むことを意識しながら何でも美味しく食べましょう。
