[記事公開日]2013/01/19
[最終更新日]2016/06/15
歯を健康に保つためには、普段から堅いもの、軟らかいものをまんべんなく食事に取り入れ、しっかりと噛むことが大切です。硬い、軟らかい、繊維質であるなど、食品それぞれに特性があり、野菜の切り方や調理の仕方によっても噛む回数が変わってきます。
たくさん噛むためには、「野菜は大きめに切る」ことを心がけましょう。また、「繊維質のものは長めに切る」ことも有効です。
お子さんの場合は、あまり大きく切りすぎると、その食品を嫌いになることもありますので、食べやすい大きさよりもやや大きめ位を目安にしてください。
また、和洋女子大学家政学群健康栄養学類教授、柳沢幸江先生の研究によると、食べる前に「いただきます」と言うだけで、平均咀嚼回数が36回も多くなったそうです。
更に、誰かと会話しながら楽しく食事をすることでも、噛む回数はアップするとのことです。
どちらも簡単に出来そうですので、ぜひ試してみてくださいね
よく噛むことは全身の健康に繋がり、脳の働きを活性化させるということでアンチエイジングに効果があるという研究結果も発表されています。さらに唾液をよく出すことで虫歯予防にも一役買ってくれたりと、良いことずくめです。
しっかり噛むことを意識しながら何でも美味しく食べましょう。