[記事公開日]2016/07/14
[最終更新日]2020/01/29
「すきっ歯」というのは、歯と歯の間に隙間があるものをいいます。
とくに上の前歯の間があいていると、話したり笑ったりした時に見えてしまうので、気になりますね…
中には、すべての歯の間に隙間がある方もおられます。
「すきっ歯」は、見た目の問題以外に、しゃべった時の発音が悪くなったり、歯の間に食べ物がはさまりやすいため虫歯や歯周病になったりもします。
最近の若い人たちは、顎が細くなって歯がおさまりきらず、歯並びが悪くなる傾向ですが、
それとは反対に‘歯の間があいてしまう’というのは、どのような原因でしょうか?
まず、まだ永久歯が生える前のお子さんの場合、隙間がありがちですが、これは大丈夫!
いずれ大きな永久歯が生えてきたら、きちんと隙間が埋まるはずです。
問題は、大人の場合です。
歯の大きさというのは、人によって違います。
「すきっ歯」の患者さんは、全体的または部分的に歯が小さいことがあります。歯が小さいと、間隔に余裕が出てきます。
また、生えるはずの歯が先天的に欠損していて歯の本数が少なかったり、歯の大きさに比べ顎の骨が大きかったりします。
「すきっ歯」の治療は、その状態によって異なり、歯列矯正が必要なケースもみられますが、
部分的に歯が小さい場合や、前歯の間だけに隙間がある場合などは、セラミッククラウンによる審美歯科治療が可能です。
気になる部分の歯にセラミックをかぶせて隙間をなくせば、きれいな歯並びになるのです。
「すきっ歯」でお困りでしたら、一度、当院へご相談ください。