[記事公開日]2016/07/03
[最終更新日]2016/07/04
今や、歯科治療、特に審美歯科の治療においては、セラミックはなくてはならぬものになっています。
でも ちょっと待って!
「セラミック、セラミックっていうけど、セラミックっていったい何なの?
プラスチックの仲間?樹脂かなんか?」って思っている方・・・おられますよね。
セラミック(Ceramic)というのは英語で、大まかに言えば「焼き物」のことです。
粘土や陶石などの鉱物を混ぜ、焼き固めて作られます。
セラミックは、丈夫で耐熱性があり金属よりも軽いので、さまざまな製品に使われています。
たとえば、陶磁器・ガラス・セメントのほか、セラミックヒーター、セラミック包丁、セラミックフライパンをご存じでしょう。
また、セラミックの材料をさらに精製し、他の人工的な化合物類を加えて作られたのがファインセラミックスというもので、
これはさらに優れた特質を持つため、工業用品や電子機器などの部品に加工され、多くの分野で活用されています。
このようにたくさんの製品となっているセラミックですが、その優れた素材を歯科治療用に改良して、本物の歯と見分けがつかないほど美しいかぶせ物を作れるようになりました。
それが、セラミックの歯です。
プラスチックでも樹脂でもなく、とても素晴らしい素材であるということをおわかりいただけたでしょうか?